仕事の分野ってなに

生活

生活は、日常の暮らしを快適に、楽しく、個性的に、あるいは美しくするためのグループです。

「衣・食・住」の中でも、メイクやファッション、またインテリア など住まいにかかわることを中心に、日常生活の中のちょっとしたことも見逃さず、生活全般を豊かで快適なものとするためのテーマが、このグループの活動に含まれます。

食は、素材から料理、栄養学などの学問まで、飲食に関するあらゆることが属するグループです。

ただそこにあるものを食べるというのではなく、いかにおいしく 調理するか、栄養的にはどうか、安全性は、さらには、おいしく食べるための場所作りはどうすればよいかといったことまでがこのグループの対象となります。

ウェルネス

ウェルネスは、心と体の健康に加え、第3の健康といわれる「生活の健康」にかかわるグループです。

好きなスポーツで体力や気力を増進することや、食育を通しての体の健康、またいろいろな方法で心の健康を保つことなどが含まれます。ストレスにさらされた現代社会では、日々をイキイキと生活するために、ウェルネスを心がけることが豊かな生活に欠かせません。

福祉

福祉は、さまざまな人がその人らしく過ごしていくことを手助けしようとするグループです。

お年寄りや子ども、体の不自由な人に限らず、誰かの手を必要としている人はたくさんいます。そういった人々と直接・間接を問わず接する活動が含まれます。誰かをサポートしている自分自身も人間的に成長していくことになるのがこのグループです。

人とのかかわり

人とのかかわりは、人々にさまざまなサービスを提供する、おもてなしをすることにかかわるグループです。

ホテルや空港などたくさんの人が集まる施設のスタッフや、旅行関係のサポートスタッフなど、多くの人を満足させようとする活動が該当します。自分が介在して役に立つことで、人が何らかのかたちで幸せになる。そこに喜びを見いだすのがこのグループです。

人間を知る

人間を知るは、人間そのものについて深く探求しようとするグループです。

近年、心の問題の重要性が問われることが多くなっていますが、そういった問題と直接 向き合い解決を図る手助けをしたり、また、問題の原因を研究することなど、さまざまな方法で人間を解明しようとします。また、実際の社会の中で人間がどう行動するのかを考えるのが、このグループのテーマです。

教育

教育は、子どもを中心とした多くの人々への教育に関係するグループです。

教育というのは、教える内容も相手もさまざまですが、自分の持っている知識を一方的 に伝えるものではなく、教える側、教わる側の双方がかかわりあいながら共に何かを得て行く場です。教えること以外にも、人々を育むということも、このグループの活動テーマです。

医療

医療は、命の現場にさまざまな形で携わるグループです。

直接人の生死にかかわることだけではなく、体を患った人が安心できるように対応することや、病気が治ってから日常生活に戻るためのリハビリを支えること、さらには病気そのものをなくすための研究まで、このグループにおける人々とのかかわり方は多種多様 です。

異文化・多文化

異文化・多文化は、言葉や文化の異なる人同士を結ぶ役割を担うグループです。

一見、海外に向けて出て行くというイメージが強いのですが、その根本にあるのは 日本をはじめとしたさまざまな文化を理解していくことです。さまざまな文化を直接結びつけるだけではなく、伝統文化を伝える仕事や、ある文化を深く探求することがこのグループに含まれます。

ネットワーク

ネットワークは、従来型のメディア・マスコミだけではなく、近年発展をとげているインターネットも含めた広い意味でのメディアに関連するグループです。

媒体や 放送を通して情報を伝えることや、そうした活動を支えることなど、社会全体にものごとやその本質を正しく伝えていく責任を持つのが、このグループです。

モノづくり

モノづくりは、技術を使って何かを作ることにかかわるグループです。身の回りにある小さな日用品から地図に載るような大きな建築物までが対象となります。さらには、そうやって生み出された乗り物などを操縦する技術もここに含まれます。世の中のあらゆる「モノ」にはすべて作り手がいる。それを知るごとにワクワクしてくる、そんなグループです。

情報技術

情報技術とは、情報をコンピュータをはじめとする技術の面からあつかうグループです。

コンピュータシステムを設計したりプログラミングすることなど、近年の 急激な発達に合わせて、世の中の需要も、急速に伸びている活動が、ここに含まれます。一方で、無線や電話など古くからある情報伝達の技術をあつかうのもこのグループです。

地球・環境

地球・環境は、地球規模の大きな視点から私たちの生活を考えるグループです。

現状を観察し、地球全体が直面している問題点を社会に伝え、破壊や汚染をくいとめ、人と自然を共存させる。あるいは緑化を促進し、気象を把握する。リサイクルやリユースといったエコロジーを社会に浸透させる役割や、技術を使って分析や管理をする役割など、地球の未来を担うのがこのグループです。

動物・植物

動物・植物は、動物・植物にかかわること全てが含まれるグループです。

動物・植物の命をはぐくみ、研究し、伝えていく仕事の重要性は、時代が新しくなればなるほど高まってきています。また一方、日常生活に潤いを与えるペットの存在や、ガーデニングなどに対する関心も大きなものとなってきており、それにかかわる活動もこのグループに含まれます。

世の中のルール

世の中のルールは、司法・行政・立法をつかさどり、社会全体を根元から支えるグループです。

ルールにしたがって、世の中の人が便利に暮らしやすくなるように、また、災害やトラブルの心配なく過ごせるようにするのがこのグループのテーマになります。同時に、ルールに従って手続きをする必要があるときに、それを手伝うこともここに含まれます。

経済・商業

経 済・商業は、お金そのものの動きに関係するグループです。

社会生活を営む上で、経済活動は切り離して考えることはできません。このグループは、実際に商売として売り買いや取引にかかわったり、また資格を取って、個人や組織に対してアドバイスをすることなどがテーマとなります。

アート

アートは、芸術、つまり、文学をはじめ美術、音楽など、思いを形にしていくグループです。

このグループは極めるほどに奥が深く濃い世界で、表現する方法が多様なだけでなく、才能を磨いて芸術の道を志すケースから、腕を磨いて職人の道を志すケースまで、タイプはいろいろです。さらに、その作品を世に送り出すために活動する多くの人もここに含まれます。

カルチャー

カルチャーは、日常的に身のまわりにあるテレビやマンガ、音楽などにかかわるグループです。人に興味をもって楽しんでもらうことを目的に生み出される作品は、人の生活のオアシスです。直接自分で作り出す場合から、皆で一つのものを作り出す、さらには、作り手をサポートする人など、このグループへのかかわり方はさまざまです。